中国西部辺境地帯の新疆から中国中部を横断する延々三千六百キロに及ぶ大動脈が黄海の沿岸に位する不凍港の連雲港に達する。地図を見ると、その後背には豊じょうな中部大平野と資源豊かな西部辺境地帯があり、ここの自動車道路や海運などの交通もひじょうに便利である。一九八四年五月、連雲港は他の十三沿海都市とともにさらに世界に開放することになった。最初の印象連雲港へ取材に行く前、その南にある沿海大都市の上海を訪れ、...
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中国西部辺境地帯の新疆から中国中部を横断する延々三千六百キロに及ぶ大動脈が黄海の沿岸に位する不凍港の連雲港に達する。地図を見ると、その後背には豊じょうな中部大平野と資源豊かな西部辺境地帯があり、ここの自動車道路や海運などの交通もひじょうに便利である。一九八四年五月、連雲港は他の十三沿海都市とともにさらに世界に開放することになった。最初の印象連雲港へ取材に行く前、その南にある沿海大都市の上海を訪れ、...