「世界の屋根」といわれる中国のチベットとネパールとの国境地帯は日ましに活況を呈している。現在、すでに二十七の辺境地区小口貿易窓口が開放されており、また、六つの地区と市が隣国と貿易取り決めを直接結べるようになっている。境界貿易はチベットの対外貿易の中の重要な構成部分となっている。昨年九月、ネパールはチベットと次のような内容の取り決めを結んだ―一九八五年から一九八七年にかけて、チベットはネパールに毎年...
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「世界の屋根」といわれる中国のチベットとネパールとの国境地帯は日ましに活況を呈している。現在、すでに二十七の辺境地区小口貿易窓口が開放されており、また、六つの地区と市が隣国と貿易取り決めを直接結べるようになっている。境界貿易はチベットの対外貿易の中の重要な構成部分となっている。昨年九月、ネパールはチベットと次のような内容の取り決めを結んだ―一九八五年から一九八七年にかけて、チベットはネパールに毎年...