見解の食い違いを調整

東京で開かれた第十二回西側七ヵ国首脳会議は、三日間の激しい論争を経て、「よりすばらしい未来をめざして」と題する政治宣言と政策調整をねらった「経済宣言」、およびソ連の原発事故と国際テロリズムについての二つの特別声明を発表した後、五月六日その幕を閉じた。今会議は、国際政治·経済情勢が入り組んでいる今日、直面している難局を切り抜けるため、西側諸国がたえず政策を調整しようとしたが、利害関係にかかわる具体的...