憂慮される湾岸戦争

国連安保理事会の十五理事国は七月二十日、イランとイラクがただちに停戦し、すべての部隊を国際的に承認された境界線まで撤退させ、話合いによって両国間の紛争を解決するよう要請した決議案を全会一致で採択した。決議は、「安保理事会が何回も停戦を呼びかけたにもかかわらず、イランとイラクとの衝突は依然として激化しており、生命と財産に大きな損害をもたらしている。そのため、安保理事会は、決議を行い、”イランとイラク...