故宮の珍宝館に、清の乾隆年間につくられた精巧な金製の「七珍」と「八宝」が展示されている。「七珍」は「七宝」ともいわれ、金輪宝、象宝、紺馬宝、神珍宝、主蔵臣宝、玉女宝、主兵臣宝を指し、「八宝」は仏教では「八吉祥」といわれ、法螺、法輪、宝傘、白蓋、蓮花、宝瓶、金魚、盤長を指す。清の乾隆年間、故宮と円明園に宮廷で使われる器具や工芸品をつくる「造弁処」が特設され、全国から優れた工匠が集められた。乾隆二十三...
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故宮の珍宝館に、清の乾隆年間につくられた精巧な金製の「七珍」と「八宝」が展示されている。「七珍」は「七宝」ともいわれ、金輪宝、象宝、紺馬宝、神珍宝、主蔵臣宝、玉女宝、主兵臣宝を指し、「八宝」は仏教では「八吉祥」といわれ、法螺、法輪、宝傘、白蓋、蓮花、宝瓶、金魚、盤長を指す。清の乾隆年間、故宮と円明園に宮廷で使われる器具や工芸品をつくる「造弁処」が特設され、全国から優れた工匠が集められた。乾隆二十三...