大寨、この十年に大きく変貌

かつて「農業は大寨に学べ」で名をはせた山西省昔陽県の大寨村は、十年にわたって改革を堅持してきた結果、その姿を一新し、農民の生活も改善された。「文化大革命」（一九六六～七六）期間、大寨は食糧生産量を水増し報告し、大衆の生産意欲や生活の豊かさを大げさに宣伝したため、全国の農業模範とされた。毛主席が一九六四年にうち出した「農業は大寨に学べ」というスローガンは、全国の至るところで見かけられた。しかし、実際...