中国に歴代の皇帝が何人いたか

中国で、秦王嬴政が「皇帝」と称した西暦前二二一年から数えて、最後の皇帝溥儀が辛亥革命の砲火のなかで退位する一九一二年まで、二千百三十年が経過した。この期間に、皇帝がいったい何人登場したかを、『中国歴代皇帝伝略』の作者李文鄭、周亜非の二氏が次のいくつかの数字で読者に紹介している。封建王朝の皇帝は総数四百九十四人、そのうち生前未在位で、死後になって皇帝の尊称を封じられたものが七十三人いる。辺境の少数民...