農民を食いものにするスキャンダル

昨年、四川省のある県で、百五十トンの化学肥料が二十六回転売されたあげく、農民が手にした時には、価格が当初の一トン当たり四百四十六元から七百六十五元までバネ上っていた。広東省の調査によると、地元が八七年に国家から供給された化学肥料のうち六〇％が横領、転売された。別の統計によれば、昨年、全国十五の省·市が化学肥料を高値で販売し、その不法収入は四千二百余万元だったという。上は国家の機関から、下は個人経営...