波風のあとの沈思

学生運動、動乱から北京で起きた反革命暴乱の平定にいたるまで、中国人民は次々と焦慮と不安の日夜を過ごした。六月九日払暁、戒厳部隊が本来の姿に回復した天安門広場で厳かに国旗掲揚式を行った時、全国人民がテレビで軍事委主席鄧小平氏が元気に戒厳部隊の軍団以上の幹部と会見する情景を目にした時、人びとの一ヵ月余りもはりつめていた気持ちはようやく落ち着き始め、わが共和国がまたも二つの前途、二つの運命をめぐる闘争を...