「中国の情摯は安定」

ソ連を訪問した李鵬総理は四月二十五日、ソ連外務省プレスセンターで、約三百人の内外記者団と約一時間にわたって会見し、①中国の国内情勢は安定しており、五、六月に新しい動乱が起こることは絶対ありえない②ソ連のペレストロイカおよび複数政党制はソ連の党と国民が選択すべき問題であり、中国は共産党指導下の多党協力制度をとっている―などの見解を明らかにした。李鵬総理は、「今回、ソ連政府の招きでソ連を公式訪問したが...