『ウランチャプ岩壁画』を出版

最近、北京で出版された『ウランチャプ（烏蘭察布）岩壁画』という本は、古代の無名氏が岩壁に刻んだ絵画を千点以上収録し、遊牧時代の文化の風釆容貌を人々に展示したものである。この本は中国岩壁画学研究で『陰山岩壁画』に次ぐ二番目の専門的な著作である。同本は長期間北部辺境地域で文化財考古にたずさわっている満州族の専門家蓋山林氏が八〇年代にウランチャプ草原に入り、この草原に散在している一万点以上の古代岩壁画に...