モノクロ時代からの“老読者”が多い北京週報で、一九八〇年代、すでにカラー時代になってからの私のような読者が、その変化を語るのは僭越ですが、戦後、地方新聞の記者をしたり、農村の広報紙を編集してきた経験から、それなりの眼で北京週報を読んできました。まず、この週刊誌で敬服することは、一週間の短かい時間に、世界各国語に、とくに難解な日本語に政治経済問題を主として翻訳し印刷、報道される技術と努力です。……欲...
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モノクロ時代からの“老読者”が多い北京週報で、一九八〇年代、すでにカラー時代になってからの私のような読者が、その変化を語るのは僭越ですが、戦後、地方新聞の記者をしたり、農村の広報紙を編集してきた経験から、それなりの眼で北京週報を読んできました。まず、この週刊誌で敬服することは、一週間の短かい時間に、世界各国語に、とくに難解な日本語に政治経済問題を主として翻訳し印刷、報道される技術と努力です。……欲...