七月二千六日午後、東京の日中友好会館大ホールは、観客で埋め尽くされ、後ろの壁ぎわや通路まで四、五十人の立見客が出たほど。素晴らしい出し物と見事な演技が観客を魅了し、ひと幕ごとに、あるいはその上演中、しばしば大きな拍手がおこった。ときたま、爆笑がわき「好(ハオ)」の掛け声がかかる。これは、第三回「中国文化の日」の最終日を飾った舞台の部の盛況ぶり。一九九〇年から始まった年に一度の「中国文化の日」は、中...
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七月二千六日午後、東京の日中友好会館大ホールは、観客で埋め尽くされ、後ろの壁ぎわや通路まで四、五十人の立見客が出たほど。素晴らしい出し物と見事な演技が観客を魅了し、ひと幕ごとに、あるいはその上演中、しばしば大きな拍手がおこった。ときたま、爆笑がわき「好(ハオ)」の掛け声がかかる。これは、第三回「中国文化の日」の最終日を飾った舞台の部の盛況ぶり。一九九〇年から始まった年に一度の「中国文化の日」は、中...