一九四二年、日本軍はフィリピンを占領し、マニラに進駐するや、フィリピン駐在の木原次太郎副領事は、日本政府は中国の重慶政府を承認していないので、フィリピン駐在の中国総領事楊光姓氏らの外交官の地位を認めることはできないと宣言した。楊総領事はこれをきっぱり拒絶し、莫介恩、朱少屏、姚竹修、瀟東朋、楊慶寿、盧乗枢、王恭瑋の七人の外交官とともに、「われわれは政府の命がないかぎり、外交宮として責務を遂行し、決し...
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一九四二年、日本軍はフィリピンを占領し、マニラに進駐するや、フィリピン駐在の木原次太郎副領事は、日本政府は中国の重慶政府を承認していないので、フィリピン駐在の中国総領事楊光姓氏らの外交官の地位を認めることはできないと宣言した。楊総領事はこれをきっぱり拒絶し、莫介恩、朱少屏、姚竹修、瀟東朋、楊慶寿、盧乗枢、王恭瑋の七人の外交官とともに、「われわれは政府の命がないかぎり、外交宮として責務を遂行し、決し...