一九一五年名古屋に設立され、いま十店舗を持つ「お茶の妙香園」の田中富治郎社長は、以前からお茶の本場中国に親みを感じていた。改革·開放政策に踏み切った中国の素晴しい情勢に心を引かれ、七十五歳の高齢を押して一九八九年から中国の土を五〇回以上踏んだ。上海市、蘇州市、南通市、杭州市、西安市を次々と訪れ、関係工場を視察した上で、これまでに食品、セメント、カシミヤ、ワイヤ·ロープ、光ファイバー、漢方薬などの分...
Please login first!
一九一五年名古屋に設立され、いま十店舗を持つ「お茶の妙香園」の田中富治郎社長は、以前からお茶の本場中国に親みを感じていた。改革·開放政策に踏み切った中国の素晴しい情勢に心を引かれ、七十五歳の高齢を押して一九八九年から中国の土を五〇回以上踏んだ。上海市、蘇州市、南通市、杭州市、西安市を次々と訪れ、関係工場を視察した上で、これまでに食品、セメント、カシミヤ、ワイヤ·ロープ、光ファイバー、漢方薬などの分...