登山にいどむ若者たち

二十二歳の大学生王濱さんは高校時代、クラスメートとよく自転車で北京の郊外へ出かけ、七、八日間キャンプしたことを思い出し、「そのころ、これがスリルの味だと思っていたが、だんだん満足できなくなった」と語る。三年前、彼は大学生登山クラブ―遠方山岳会に入り、昨年の夏、四人め仲間と四川省にある海抜五千五百八十八メートルの雪宝頂に登った。現在、王さんのように余暇を利用して登山活動に参加する若者が増えてきている...