大学院生の公務員志望がブーム

上海では、大学院の博士課程修了者が職業として公務員を、大卒生が大型国有企業を選ぶという現象が出現している。今年度の卒業生を対象とした公務員採用試験では、六十一人の博士課程の大学院生が出願した。卒業生総数が今年とほぼ同じだった昨年では出願者数がわずか五人だったのに比べ、その数は十二倍となっている。華東師範大学の文科系博士課程大学院生はほとんど全員が出願し、復旦大学では昨年の三人から二十五人に増えた。...