日本の与党自由民主党は七月十二日に行われた第十八回参議院選挙で大敗を喫し、同党の総裁で内閣総理大臣の橋本龍太郎氏は責任を取って辞職した。同二十四日、外務大臣小渕恵三氏が自民党の新総裁に選ばれ、三十日の臨時国会における指名投票で九〇年代の七人目の首相に就任した。こういった政局の変動をもたらした根本的原因は経済問題で、昨年度の日本の国内総生産(GDP)は一九七四年のオイルショック以来初めてのマイナス成...
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日本の与党自由民主党は七月十二日に行われた第十八回参議院選挙で大敗を喫し、同党の総裁で内閣総理大臣の橋本龍太郎氏は責任を取って辞職した。同二十四日、外務大臣小渕恵三氏が自民党の新総裁に選ばれ、三十日の臨時国会における指名投票で九〇年代の七人目の首相に就任した。こういった政局の変動をもたらした根本的原因は経済問題で、昨年度の日本の国内総生産(GDP)は一九七四年のオイルショック以来初めてのマイナス成...