引き続き発展する慈善事業

中国西北部の甘粛省は、地球上の指折りの大干ばつ地帯の一つである。長年来、人々は雨水を穴にため、人や家畜の飲用水とするという方法で生存を図ってきた。しかし、コンクリート製の貯水用の穴をつくるには、少なくとも千元以上の金がかかる。子供がまだ小さくて本人も軽度の知能障害で、妻も障害者である農民の張建宗さんにとって、その額は逆立ちしても出てこない「巨額」であった。一九九七年、中華慈善総会が、張さんにこの金...