日本の対外投資企業、中国市場を重視

日本貿易振興会（ジェトロ）はさる十月から外資投資の比率が三分の一を上回る在日外資企業三千二百八十社を対象にアンケート調査を行い、このほど「在日直接投資外資企業意識調査」の結果を発表した。在日外資企業のアジア戦略は明らかに中国に傾斜しており、七割の企業が中国はアジアで最も重視すべき投資市場であると見ているという。調査の結果が示しているように、一九九七年七月以来のアジア金融危機によって、在日外資企業の...