江沢民国家主席は、十二月十八日、中央人民政府への報告のため北京を訪れた澳門特別行政区の何厚鏵行政長官と会見した。
何長官は、澳門特別行政区成立以来の一年間の基本的な情況を江沢民主席に報告した。江沢民主席は、澳門特別行政区が各方面で収めた成果に対し、喜びの意を表すとともに、何長官とその指導下の特別行政区政府の仕事に対し、満足の意を表明し、次のように述べた。澳門特別行政区成立一年来、行政、立法、司法機関はしだいに健全になり、順調に運営され、社会治安は明らかに好転し、経済は回復基調の成長が見え始めている。主人公となった澳門の同胞は、国と澳門を愛する輝かしい伝統を発揚して、積極的に特別行政区の業務管理と建設に参与している。総じて言えば、澳門特別行政区のスタートは良好である。これは、澳門の人々が澳門をりっぱに管理することができるだけでなく、以前よりさらに良好な管理ができることを示している。中央政府は、何厚鏵行政長官と特別行政区政府の仕事を引き続き支持するとともに、間もなくやって来る新世紀において、澳門がさらに大きく発展するものと信じている。