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世界に目を向け、未来に挑戦する北京経済技術開発区

Year:2000 Issue:52

Column: 文章

Author: 本誌記者 楊秋菊

Release Date:2000-12-26

Page: 19-23

Full Text:  

記者 開発区の規模や外国からの投資の情況などについてお聞きしたい。

 二〇〇〇年には、北京経済技術開発区は急速な発展段階に入った。開発区の工業生産総額は、企業の売上高、年間収入額など主な経済指標の伸び率はいずれも七〇%以上にのぼった。一月~十一月において、開発区は企業三百十三社の開発区進出を認可し、昨年同期比五八%増え、投資総額は五億三千万ドルに達し、そのうち合弁·合作·全額外資企業は五十七社、投資総額は二億八千万ドルに達した。二〇〇〇年十一月末現在、七百八十二社の企業が開発区に進出し、投資額二十六億ドルを誘致した。そのうち、合弁·合作·全額外資企業は二百十六社、投資額は二十一ドルに達し、世界ベスト五百企業の中の二十五社が開発区に進出した。その中にはノキア、GEC·タービン·ジェネレーター社、レフェア社、ABBなどの多国籍企業が含まれている。この成果はわずか六年間でかちとったのである。

開発区に進出する企業の半分以上はハイテク企業である。外国からの投資の規模が大きいこと、技術水準が高いこと、世界の著名な企業と多国籍企業が多数進出していることなどが開発区の特徴である。二〇〇〇年六月末現在、北京経済技術開発区には合わせて六百七十社の企業があり、投資額は二十四億ドルに達し、そのうち、合弁·合作·全額外資企業は二百社、世界ベスト五百企業二十三社、投資総額は十九億四千万ドルに達し、その中で、ノキアは星網工業ゾーンの開発に十二億ドルを投じて開発区最大の合弁企業になった。国内最初の中外合作病院であるトロント国際病院には二千九百万ドルが投下されている。SMC(中国)有限公司は八千万ドルを投資し、開発区最大の全額外資企業である。SMCは五回連続して投資し、世界一流のダイカスト、成型、加工、組み立て、検査·測定などの設備を据え付けており、そのねらいはSMCを世界最大の気体素子生産·輸出基地に作り上げることにある。

アメリカで、五十万単位の定価が三百ドルに達する「インターロイキン―2」は、開発区のリード·ユニト·クロス薬業有限公司が生産しているものである。「インターロイキン―2」は臨床治療で悪性腫瘍の治療に確かな効果があることが分かった薬物で、関連科学研究機関のテストを経て、開発区で製品に転化されたものである。中米合弁企業の北京朗訊物質光ケーブル有限公司が、アメリカのベル実験室の特許技術を採用して生産した新型LXEプラスチックパイプ型光ケーブルは、一本の光ファイバーの外部直径はわずか十三ミリメートルで、芯の部分は髪の毛の直径のわずか数十分の一であるが、百万回線の電話通信が可能である。

中米合弁の北京航衛通用電気医療系統有限公司は、米国、日本、韓国などの国のメーカーを打ち負かして経済型CT医療機器の生産権を取得し、CT生産基地を日本から中国に移転した。企業投資の収益はなかなかなものといわれている。一九九五年一月一日に操業に入った北京朗訊物質光ケーブル有限公司を例とすると、一九九五年の生産高は八千万元、一九九七年は三億元に達し、一九九八年は四億七千万元となり、一人当たり生産高は四百七十万元、開発区における一人当たり生産高が最高の企業である。

記者 外国投資企業の経営状況および開発区に対するその評価についてお聞きしたい。

 北京経済技術開発区はハイテク産業、多国籍企業の投資、大型工業企業を誘致するという「三つの誘致」の原則を一貫して堅持し、外国投資規模が大きく、世界の著名な企業が多いという特徴が次第に形成されてきた。区内の外国投資企業は投資規模が大きく、技術レベルが高く、経済収益が十分ある。例えば資生堂麗源化粧品有限公司は開発区最初の投資企業である。一九九四年に正式に操業に入った時、投資総額は千五十万ドルだった。三年後、同社は中国市場であげた収益の五百三十万ドルを第二期の建設に用い、投資総額を千五百八十万ドルに達した。一九九五年一月一日に操業に入った朗訊科学技術光ケーブル有限公司はその年に、売上高が八千万元に達し、一九九七年は三億元で、一人当たり売上高は二百万元にのぼり、一九九八年は六億元で、一人当たり売上高は三百万元に達した。そのために、朗訊公司は投資額千八百十八万ドルのほかに、さらに五百九十三万ドルの資本を追加することにした。ウォールス(中国)有限公司は投資額一億六千万ドルのほかに、さらに七千万ドルを追加し、開発区の投資額の最も多い企業となった。バイエル医薬保健有限公司は二千九百九十七万ドルを投じた後、さらに四千万ドルを追加し、開発区への投資総額は六千九百九十七万ドルに達した。ここ数年来、区内企業の四十余社が相次いで投資額を増やし、増資総額は六億ドルを超えた。

外資ハイテク企業は利潤を上げる周期が相対的に短く、経営状況のよいフランスシュネデール社は操業に入ったその年に、収支のバランスが取れ、翌年から利潤を上げ始めた。ハイテク企業の高付加価値性も顕著である。例えば朗訊科学技術光ケーブル公司は技術面でアメリカベル実験室に頼り、科学技術レべルのとても高い企業である。

CMCの趙彤総経理は「北京経済技術開発区は大型企業の発展に最も適している」と語っており、北京開発区で世界最大の気体素子生産基地を建設しようと意欲満々である。

資生堂麗源化粧品有限公司の童占鐸副総経理は「開発区に投資して工場を設立したことは正しい選択であった。資生堂は世界五十余の国と地域に十八社の販売会社があり、中国での発展は最もすばらしい」と語った。

韓国暁星容器有限会社の李彰煕氏は「北京経済技術開発区は投資環境が最もよく、中国に投資しようとする人がいるなら、私は少しもためうことなく北京経済技術開発区に投資するようアドバイスする」と語った。

現在、北京経済技術開発区ではすでに機械·電子一体化、バイオ製薬、包装印刷、食品加工などの産業が形成されている。世界の著名な企業が次々とここで投資している。

専門家は、北京経済技術開発区はハイテク産業化基地をすでに初歩的に形成したと見ている

二〇〇〇年には、数多くの国内最高水準を持つバイオ医薬研究開発機構が北京経済技術開発区に進出した。そのなかのウィルスバイオテクノロジー国家研究センター、国家新薬安全評価監視測定センター、軍事医学科学院動物細胞育成国家プロジェクトセンターなどはすでに進出するか、あるいはそのうちに進出することになっている。これらの部門は人材、技術、設備、資金面で相対的に強みを持っているため、明るい発展の展望があり、北京の全国医薬バイオ技術分野におけるトップの地位を打ち固めることになろう。

記者 開発区の将来についての計画、特に中国のWTO加盟後、諸産業はさらに激しい競争に直面するが、これについてどうお考えであるか。

 新しい世紀を迎えるために足取りを加速し、中国のWTO加盟の可能性を前にして、私たちは開発区をりっぱに建設し、激しい市場競争の中で市場を占有することに努め、大いに力を入れてさまざまな資源を整え、開発区の内在的な品質の向上をはかり、世界とリンクする投資環境を作り上げるほかはないと考えている。私たちの計画は次の通りである。

一、シンガポール裕廊管理局国際(JTCI)との協力を通じて、北京経済技術開発区が世界とリンクするテンポを速め、開発区の急速な発展の需要に適応していく。それと同時に、裕廊およびさらに多くの国際企業を通じて、北京経済技術開発区が世界各地での「窓口」を作り、多くのルートで、さらに緊密なネットワークシステムを形成することを期待しており、絶えず国際市場を開拓することを願っている。

二、知識が密集している大学·高等専門学校に頼って、ハイテク産業を発展させ、大学·高等専門学校と科学研究機構が集中する首都の優位を十分に生かし、新しい情況の下で生産·学習·科学研究を結び付ける新しい道を積極的に模索する。現在、私たちはすでに北京工業大学との間全面的協力の枠組みについての取り決めに調印し、双方は開発区で科学研究、産業、人材育成の面で全面的に協力することになっており、そのなかには、北京工業大学の科学技術ゾーン、北京工業大学ソフトウェアゾーンの共同建設が含まれている。今後、私たちは計画的にさらに多くの大学·高専、科学研究機構と協力し、開発区が科学技術イノベーションの揺りかごと、産業化の基地になるようにする。

三、首都としての強みを生かし、イノベーション機能を具えた国家クラス医薬·バイオテクノロジー産業基地を建設する。バイオ製薬業は次世紀の最も将来性のある二大産業の一つと見なされており、北京市が確定した重点的に発展する四つのハイテク産業の一つでもある。北京のハイテク産業化の基地として、北京経済技術開発区は首都の科学技術情報などの優位を利用して、新医薬とバイオテクノロジー産業の発展のための条件を作り上げる。来世紀の初めに、開発区を北京ひいては全国におけるイノベーションと開発機能を持つ医薬産業基地に築き上げることに努める。現在、区内のバイオテクノロジーと新医薬産業の生産額は二十億元に達し、二〇一〇年に四百億元以上に達する見込みである。二〇〇〇年において、区内では十~十五の新薬を開発し、一億元以上クラスの中堅企業が五社になるようにし、二〇一〇年には、遺伝子組替薬物及び競争力のある新薬が産業全体の七〇%を占め、十億元クラスの大型企業が十社以上となる。

四、区域的文化を整え、投資環境の建設をさらに強化する。

八年間の発展を経て、北京経済技術開発区はすでに発展速度が最も速い、着実に成長をとげる国家クラスの開発区の一つになった。現在、区内の全般的計画は合理的で、環境は快適で、多国籍企業が次々と集まり、内外投資者に注目され、投資して発展をめざすための格好の場所と見なされる。新しい世紀の到来と中国のWTO加盟が近づくに伴って、私たちは開発区の良好な国際的イメージを作ることに努め、開発区の建設を国際経済の大循環の中に組み入れ、開発区の建設が新しい発展をとげるようにするため、新しい突破を勝ちとり、開発区を経済が繁栄し、法的環境が優れ、サービス施設がそろい、生態環境が美しい、活力に満ちた、文化的息吹に富むハイ·インテリジェンスの近代的な衛星タウンに築きあげることであろう。

北京経済技術開発区は北京首都経済の重要な構成部分であり、首都経済の新しい経済成長ポイントである。今後二、三年のうちに、北京経済技術開発区は本質的に姿を一変させるにちがいない。私たちは管理、サービスの水準の向上を通じて、更に濃厚なイノべーションの雰囲気を作り出すことを目指したい。一群の企業によって構成される経済区であるだけでなく、経済を主とし、人を本とし、社会的機能が健全で、生態環境がすばらしく、活力に満ちた、持続発展が可能な現代化した新しいタウンに発展させていく。それによって、各階層の人々の仕事、勉学、生活の需要を満たすのである。北京経済技術開発区は「世界に目を向け、未来に挑戦する」姿勢で、首都経済の光り輝く真珠となって、北京の東南部にそびえ立つことになろう。

概況

北京経済技術開発区は国務院が認可した北京市唯一の国家クラスの開発区である。同開発区は沿海経済技術開発区と国家ハイテク産業ゾーンの優遇政策を享受している。

北京経済技術開発区の第一期工事は敷地面積十五平方キロで、工業区、生活区、公共施設区がそろい、周辺百四十三平方キロと組み合わせになった区域は、開発区と投資者のために幅広い発展のスぺースを提供している。

自然環境

北京経済技術開発区は交通の便がよく、地質的状況が優れ、暖温帯大陸モンスーン気候圏にある。

インフラ

北京経済技術開発区は道路、雨水、汚水の処理施設、水道、天然ガス、電力、通信、熱エネルギー、CATVの回線の開通と地ならしを完了した。

産業発展の導き

北京経済技術開発区はハイテク企業、輸出による外貨獲得型企業、合弁·合作·全額外資企業および経済収益のよい、付加価値の高い、技術集約型の省エネルギー、節水、土地節約、無公害産業の発展を奨励している。

徴税政策

北京経済技術開発区は国家レベルの租税優遇政策を享受している。

投資申し出の手続き

外国投資者は開発区に投資する場合、申請や審査から営業許可書を取得するまでわずか一週間しかかからない。

サービス機構

北京経済技術開発区には、投資コンサルティング、商談、審査·認可機関、政府機関、仲介機構、金融、通信、郵政などの機構が設置されている。

付帯施設

北京経済技術開発区には国際病院、国際学校、別荘、住宅、ゴルフ場、レジャーセンター、レストラン、商店が備わっている。

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