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Your search : [ author:中華日本学会常務副会長 駱為竜] Total 6 Search Results,Processed in 0.100 second(s)
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1. 血で書かれた歴史―「南京大虐殺」
「南京大虐殺」は、第二次世界大戦における日本軍国主義の戦争暴行の中でも最も残虐で、人びとを憤激させる重大事件であった。「前事を忘れざるは後事の師なり」という。この時期の歴史を正しく理解、認識し、その中から有益な教訓を汲み取り、中日友好を妨げるものを除去することには、極めて重要な意義がある。中国を侵略した日本軍が、当時の首都南京で行った大虐殺は、少数の軍人による「自然発生的な規律違反行為」ではなく、
Author: 中華日本学会常務副会長 駱為竜 Year 1995 Issue 25 PDF HTML
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2. 日本の「不戦決議」を評す
日本の参院運営委員会はさいきん、戦後五十年決議(「不戦決議」)への対応をめぐって話し合った。政府与党と野党の間で合意が得られなかったため、参院は六月十四日、本国会で決議採択をしないことを決定した。日本のマスコミは、この決議は衆院での可決をもって一応結着することになる、と指摘している。与党である自民党、社会党と日本新党さきがけは昨年六月の連立政権の船出の際の政策決議のなかで、敗戦五十周年に際して国会
Author: 中華日本学会常務副会長 駱為竜 Year 1995 Issue 26 PDF HTML
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3. 中日両国の関係と「歴史問題」について
あと三年たてば、世界は二十一世紀に入り、中日両国の関係も新たな転換期に入る。両国の国交回復二十五年らいの大きな発展ぶりを振り返ることをふまえて、現在存在する問題を考えてみることは、特別重要な意義がある、と思う。本文では、もっとも関心を集めている「歴史問題」、つまり、日本が過去の侵略の歴史にどのような認識をもっているか、ということにしぼって私見を述べてみたい。江沢民主席は昨年九月にフランスの記者のイ
Author: 駱為竜 Year 1997 Issue 42 PDF HTML
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4. 南京大虐殺「虚構論」者のたわごと
今年の十二月十三日は、中国侵略の日本軍がつくり出した「南京大虐殺」事件の六十周年にあたる。われわれがこの痛ましい歴史をもう一度ふりかえるのは、人びとにこの血で書かれた記録を忘れてはならないと忠告するためである。一九三七年、日本の軍国主義者は盧溝橋で中国侵略戦争を引き起こし、上海に進撃し、杭州湾に上陸した。そのあと、三コースから中国の古都南京を包囲、攻撃した。十二月十三日、南京は日本軍に攻略された。
Author: 駱為竜 Year 1997 Issue 49 PDF HTML
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5. 歴史をかがみとし美しい未来を切り開く
戦後半世紀の中日関係の発展過程は複雑で曲折し、決して平らなものではなかった。対日関係の仕事に従事している人たちは、中日関係を系統的に論じ、権威性があって、何かを調べるために随時手元に備えておける著作が早くに出版されるよう望んでいた。これまでの日本学の研究状況から見て、たとえ中日両国の専門家がさまざまな立場や角度から中日関係史に関する多くの書籍を著作、出版し、それらが無論参考価値のあるものであったと
Author: 駱為竜 Year 1999 Issue 44 PDF HTML
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6. 中日友好を推進する天皇の訪中
日本の天皇、皇后両陛下が楊尚昆国家主席の招きで十月二十三日から二十八日まで中国を公式訪問することは、中日関係発展史上の重要な出来事である。今回の訪問の成功は、中日両国の善隣友好関係の発展に深遠な影響をもたらすであろう。国交正常化二十周年を迎えた日中両国の関係は、新たな時期に入っている。周知のように、これまでの二十年間に、両国の関係は急速かつ広範な発展をとげた。若干の曲折や困難があったにもかかわらず
Author: 本誌特約評論員 駱為竜 Year 1992 Issue 42 PDF HTML