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Your search : [ author:周志賢] Total 3 Search Results,Processed in 0.187 second(s)
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1. 日米関係の展望
日米両国の経済的な相互依存はアメリカと西欧の一部主要国との結びつきを超えたが、同時に両国の経済面での競争と摩擦も激しい。西太平洋におけるソ連の拡張に脅かされて、日米の抗ソ連合の傾向がさらに強まる勢いを見せている反面、日本当局は日米同盟関係の説明にあたって慎重な態度をとっている。目下、アメリカの政界、外交界は、対外関係の長期展望にあたって、日米関係を特に重要な位置においている。世界銀行が最近発表した
Author: 周志賢 Year 1982 Issue 8 PDF HTML
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2. 日米経済の不均衡な発展(上)
歴史的転換世界経済は不均衡な発展をみせているが、なかでも日本は「対外不均衡」の世界新記録をつくりつづけている。日本の対米貿易黒字は、八〇年代の前半に五倍となった。つまり一九八〇年の九十九億一千万ドルから一九八五年には四百九十七億ドルに増えたわけである。昨年だけでも、この黒字は三四%増えた。経済協力開発機構(OECD)は、今年、日本の貿易黒字が七百七十億ドルに達するものと予測している。この数字は欧州
Author: 周志賢 Year 1986 Issue 32 PDF HTML
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3. 日米経済の不均衡な発展(下)
東京サミットを前に、中曽根首相の私的諮問機構である「国際協調のための経済構造調整研究会」が公表した報告は、日本の対外経済「不均衡」がつづくなら、日本自身と世界経済の「調和のとれた発展」に不利であり、その「構造的対外黒字」はすでに事態を「危機的状況」に置いている、ととらえ、日本経済の構造の「歴史的転換」をはかるべきだ、と提言している。この報告で提起されている基本対策は、①内需拡大をはかる、②産業構造
Author: 周志賢 Year 1986 Issue 33 PDF HTML