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Your search : [ author:戈宝権] Total 4 Search Results,Processed in 0.176 second(s)
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1. 魯迅と世界文学の関係(一)
本文は世界文学における魯迅の地位を、魯迅と外国文化の関係、魯迅と外国作家の友情、世界各国における魯迅の著作の翻訳と紹介、各国における魯迅の評価と研究などの面から、詳細かつ確実な資料を駆使して論じている。一九三六年六月二十三日、チェコの有名な中国学者プルシェク博士は英文の手紙を東京から魯迅におくり、『吶喊』とくに『阿Q正伝』のチェコ語翻訳に同意を求め、さらに、「序文を書く際の参考として、中国の文壇に
Author: 戈宝権 Year 1981 Issue 37 PDF HTML
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2. 魯迅と世界文学の関係(二)
二、外国作家との交際と友情魯迅は生涯をかけた文学活動の中で、外国文学の翻訳·紹介、研究に精力をかたむけた一方、外国の作家、中国研究家、文学·芸術界、報道界の人びととも幅広く交際した。かれは日本語に精通し、日本の文学作品の翻訳、紹介に努め、日本の雑誌に日本語で寄稿したことがあったため、日本の文学·芸術界との交際がとくに広かった。二〇年代の初め、最初の小説『狂人日記』が発表されると、日本の中国研究家青
Author: 戈宝権 Year 1981 Issue 38 PDF HTML
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3. 魯迅と世界文学の関係(三)
三、各国における翻訳と紹介世界文学における魯迅の地位はきわめて重い。それは、かれの著作が世界の文学に大きく貢献したからである。したがって、魯迅の著作が世界各国でどのように翻訳、紹介されたかをここで見てみる必要があると思う。[注释1]魯迅の作品が最初に外国語に訳されたのはいつのことか。これはわたしの長年の研究テーマの一つである。ところで、許寿裳の手書き本をもとに編さんされた魯迅の『一九二二年日記断片
Author: 戈宝権 Year 1981 Issue 39 PDF HTML
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4. 魯迅と世界文学の関係(四)
四、各国における魯迅評価·魯迅研究世界の文学で高い地位と声望を持つ魯迅は、中国はもちろん各国の作家、文学研究者にとって興味つきない研究対象である。魯迅研究を重要テーマの一つとしている国は少なくない。この問題を研究するなかで、魯迅の生前に、外国で最初に魯迅を評価したのは日本の漢学者青木正児であることが分かった。かれは、魯迅の処女作『狂人日記』が発表されて間もなく、一九二〇年に自分の刊行した「支那学」
Author: 戈宝権 Year 1981 Issue 40 PDF HTML