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Your search : [ author:本誌記者 戴小華] Total 2042 Search Results,Processed in 0.107 second(s)
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191. 混乱から安定へ
四川省は中国の西南部に位し、面積は五七万平方キロ、人口は八〇〇〇余万。数年前、「四人組」が権勢をふるっていた時期、その害が最もいちじるしく、社会秩序は乱れ、生産も低下していたが、「四人組」粉砕後そうした状態から急速に立直った。 四川という名は、省内に岷江、沱江、涪江、嘉陵江という四つの大河があることに由来する。四川はまた「天府之国」(資源に恵まれた国)ともいわれている。いまから二千年あまり前の史書
Author: 本誌記者周今 Year 1978 Issue 49 PDF HTML
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192. 新たな段階、新たな気風
解放前、四川省は、経済が非常にたち遅れ、近代的工業は一つもなかった。解放後、とくに一九六四年いらい、わが国は内陸部の建設に力を入れ、工業発展のテンポはいちだんと速まった。今日、四川省にはいくつかの冶金、化学工業、機械工業などの中核的な企業があり、多くの発電所、炭坑が建設され、天然ガスの大規模な開発と利用にとりくんでいる。また、二四〇〇キロの鉄道と七万キロの自動車道路が敷かれ、河川も整備されて、水上
Author: 本誌記者 周今 Year 1978 Issue 50 PDF HTML
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193. 無尽蔵のエネルギー源―メタンガス
中国はエネルギー問題で、「各種のエネルギー源を大いに開発し、合理的に利用する」という政策をとっている。中国のような、国土が広くて人口も多く、経済的にかなり立ち遅れた国が短時日のうちに大規模な電力網、大型の石炭、石油、ガス企業などのエネルギー供給態勢をととのえることはきわめて困難である。そこで、党と政府は、他の事業運営と同じ様に、できる限り多くの方法を総動員してエネルギーの問題を解決することを強調し
Author: 本誌記者 周今 Year 1978 Issue 51 PDF HTML
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194. 山の都―重慶
重慶は長江と嘉陵江の合流点に位置する古都である。起伏に富んだ台地の斜面に道路が錯綜し、建物が階段状に立ち並んで、街全体がさながら一つの山塊のように見えるところから、山城(山の都)と呼ばれている。古くは紀元前一二世紀のころ、ここは巴という国の首都であった。近代に入ってからの重慶の歴史はまさに屈辱の歴史であった。一九世紀末から、イギリス、フランス、アメリカなど帝国主義列強の軍艦が長江を遡行してここの河
Author: 本誌記者 周今 Year 1978 Issue 52 PDF HTML
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195. 第八回アジア競技大会の見聞
昨年の十二月二十日、バンコク国立競技場のスタンドは、八万の大観衆でぎっしりと埋まった。観衆は熱帯の太陽の照りつけるなかを、第八回アジア競技大会の閉幕式が挙行されるのを何時間も待っていた。夜の帳が降り、競技場では朝鮮民主主義人民共和国チームと南朝鮮チームのサッカーの決勝戦が引き分けとなり、ここに同競技大会の全種目の試合が終了した。十二日間緊張の連続であった選手、審判員、観衆はようやく一息ついた。突然
Author: 本誌記者 鄭方堃 Year 1979 Issue 2 PDF HTML
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196. オウンク族を訪ねて
オウンク(鄂温克)族は中国でも人口の少ない少数民族のひとつであり、その人口は約一万といわれる。そのうち約五千人が中国東北地方のホロンバイル草原のオウンク自治旗に住んでおり、その他はこの旗の周辺諸地域に分散して暮らしている。中国西北部の新疆ウイグル自治区にも僅かながら住んでいる。民族の代表記者はオウンク自治旗を取材訪問した(旗は県に相当する行政単位である)。この旗には牧畜に従事している人が一万四千人
Author: 本誌記者 斉亜 Year 1979 Issue 6 PDF HTML
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197. 廃物の回収と再生
廃物といえば、人びとはすぐ街の路地裏に捨てられているゴミや大都市の郊外に長い間うず高く積み上げられているさまざまな廃棄物を思い出す。たしかに工場や住宅から毎日大量の「ゴミ」がはき出されているが、それらのものは果たして全部が全部廃物なのだろうか。廃物を宝に上海で催された廃物利用展をみると、展示品は必ずしも真の「廃物」とはいえないものである。廃物として処理されたくず鉄は、選別すれば再び製鋼所の有用な原
Author: 本誌記者 周京華 Year 1979 Issue 8 PDF HTML
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198. 長江ダム工事現場にて
記者はこのほど長江中流に建設中の中国最大の水利電力建設工事である葛洲ダムを見て回った。ここでは、長江は堰堤にさえぎられて狭くなり、川底は喧噪な工事現場となっている。労働者は発破をかけてつくった岩盤の上で働いている。新型のブルドーザー、トラックの群れが土や石を運んでいる。日とともにダム、発電所、水門の形を見せつつある構造物の上の方に、ミキサーで攪拌されたコンクリートが大きなクレーンで運ばれ流し込まれ
Author: 本誌記者 向栄 Year 1979 Issue 12 PDF HTML
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199. 北京市革命委員会を訪ねて
今期の北京市革命委員会つまり北京市人民政府の委員は、ぜんぶで百九名である。そのなかには、長期の革命闘争に鍛えぬかれた専従の巻幹部のほか、本来のポストから離れずに委員をつとめている各分野の代表もいる。工業、農業、商業、金融などの関係者、科学技術界、文化教育界の専門家と学者、それに民主諸政党の人士などがそれである。革命委員会は、重要事項を討議するときには全体会議を開くが、日常の活動は革命委員会の主任と
Author: 本誌記者 田三松 Year 1979 Issue 20 PDF HTML
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200. 基層の労組はどのように活動しているか
本誌記者は二〇〇万の人口を擁するハルビン市の総工会と若干の工場の基層労働組合の活動状況をみてきた。労働者·職員代表大会ハルビン(哈爾浜)ベアリング工場は一万二〇〇〇人の労働者を擁する大工場である。さいきん、同工場の労働者·職員代表大会が開かれ、記者はこれに列席を許され労組の活動状況を知ることができた。この大会は二日にわたり開かれた。出席者は六〇〇人。そのうち新旧の労働者代表が六〇%を占め、ほかは技
Author: 本誌記者 向栄 Year 1979 Issue 23 PDF HTML