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Your search : [ author:本誌記者 戴小華] Total 2042 Search Results,Processed in 0.102 second(s)
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311. 勇敢な企業改革者
中国の経済改革は目下、農村から都市に広がりつつあり、これに応じて無数の勇敢な改革者が生まれている。本文では、そのなかでも比較的早く改革に乗り出し、代表的性格をもつ工場長―歩鑫生氏の例を紹介しよう。かれの改革の行動はいまでこそ大いにたたえられているが、ここにいたるまでには多くの議論がまき起こされた。改革の方向が資本主義なのか、それとも社会主義なのかというのがその焦点となった。次にあげるのは、それをめ
Author: 本誌記者 黎海波 Year 1984 Issue 29 PDF HTML
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312. 実業短大―金陵職業大学をたずねて
南京市金陵職業大学は教育改革の中で現われた新しいタイプの学校である。同大学は一九八〇年に設けられたもので、昨年第一期生六百三十五人が卒業し、全員が市所属部門に採用された。背景金陵職業大学は南京市の南西部にある。校門を入ると、みすぼらしい平屋が二列に並んでいる。ここは事務室と教員室で、暗いうえに湿気も多い。昼間でも電灯をつけなければならないほどだ。張中強副学長(四七)によると、この学校はもともと悪い
Author: 本誌記者 李永増 Year 1984 Issue 29 PDF HTML
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313. 海南島いよいよ開発へ(三)
地下の宝海南島は中国大陸南部の東南に伸びる大陸ダナの上にある。雷州半島との間の瓊州海峡は平均水深がわずか四十四メートルだ。地勢はむかしからよく「覆釜」―ふせたカマと形容される。中央部が高く、周囲が低いからだ。島の面積の三分の二は標高百メートル以下の台地、平野で、この点も平地の少ない台湾より恵まれている。河川も多いが、主なものは北の南渡河、東の万泉河、南東の陵水河、南の寧遠河、西南の昌化江。この五大
Author: 本誌記者 寒渓 Year 1984 Issue 29 PDF HTML
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314. 海南島いよいよ開発へ(四)
三十四年来の成果一九八二年に北京で行なわれた中国科学技術発明表彰式で世界の注目を集めたものの一つに「ゴム栽培の成功」があった。そこで明らかにされたデータは、ゴムの大面積栽培は不可能とされていた中国が栽培面積で世界第四位、生産量で同第五位となったことを示していたからだ。そのとき表彰状を受けたのは華南熱帯作物学院と華南熱帯作物研究院の院長を兼務する黄宗道教授だった。黄教授に会って話を聞くため、記者は海
Author: 本誌記者 寒渓 Year 1984 Issue 30 PDF HTML
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315. すすむ鉄道の現代化
新しいタイプの工業と高速交通手段がつぎつぎと出現している今日、鉄道は多くの先進国でこれまでの地位をしだいに失いつつある。しかし、中国では現代化の重点の一つとなっており、いまその発展に力が注がれている。中国ではなぜ鉄道の発展を重視しているのか、どのように発展させようとしているのか、こうした問題に答えたのがこのルポである。
Author: 本誌記者 黎海波 Year 1984 Issue 30 PDF HTML
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316. 海南島いよいよ開発へ(五)
開発促進とそのネック海南島の開発を促進する決定は一九八〇年七月におこなわれた。その一環として、八一年から向う五年間は年に二十二万五千トンの食糧を補助することが決まった。これは海南島の人びとが後顧の憂いなく、熱帯の経済作物、森林の開発に努め、海南島らしい生態系のバランスと農業構造を確立できるようにしようという目的からだった。海南島の農民の収入はこれまでなかなか伸びなかった。労働力一人当たりでは、五七
Author: 本誌記者 寒渓 Year 1984 Issue 31 PDF HTML
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317. 「天府の国」四川省
蜀の国名でなじみ深い四川省は、人口一億七十五万、面積五十七万平方キロメートル(フランスより少し大きい)。西は青海·チベット高原、南は雲南·貴州高原に連なり、東は長江三峡が横たわり、北は秦嶺山脈の巴山が立ちはだかる。だが省内は、山あり丘陵あり、またのどかな草原、果てしない肥沃な平原が広がる。資源が豊かで物産に恵まれ、むかしから「天府の国」と呼ばれてきた。そうはいっても、省内の全域がひとしく発展してき
Author: 本誌記者 周静 Year 1984 Issue 31 PDF HTML
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318. 学習に励む青年たち
高まる向学心ひところまえの上海の街は、夜も九時、十時になると、人影もほとんど途絶え、静まりかえったものだが、このごろでは、業余学校での勉強を終え、バスや電車で家路を急ぐ青年たちの姿が目につくようになった。その数は数十万にのぼるといわれる。中国でもっともにぎやかな祝日―春節(旧正月)になると、とくに青年たちは思う存分楽しみ、遊び回るのが常であるが、今年は例年と違って、上海市図書館は青年たちで坐る席も
Author: 本誌記者 高苗 Year 1984 Issue 32 PDF HTML
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319. 海南島いよいよ開発へ(六)
エネルギー開発の見通し海外投資者の不安は交通問題に次いでエネルギーだという。たしかに現状は水力主体で雨季と乾季では八万キロワツトにたいして三万キロワツトと大きな差があるし、発電機容量自体は現在でも十九万キロワツトあるが、これがフルに動いても、水力資源の二〇%しか生かされないという問題もある。だが、火力発電資源の実態を知ると、それが杞憂だと分かると思う。まず、長坡露天鉱がある。ここは褐炭とオイルシェ
Author: 本誌記者 寒渓 Year 1984 Issue 32 PDF HTML
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320. 社会主義制度下の個人営業
社会主義共有制経済では埋めきれない空白から芽ばえ育った中国の個人営業は、一般消費者の必要に応え、奨励政策に力づけられて、近年めざましい勢いで増えている。しかし、個人営業はあくまでも共有制経済の補完物であって、これを社会主義に奉仕する方向へと発展させるためには、政策指導と法的規制が必要になる。家々の明りもあらかた消え、静まりかえった街で、ふとタバコが切れているのに気付いたとき、あるいはもう寿命かと腕
Author: 本誌記者 孫平 Year 1984 Issue 33 PDF HTML