Current Location: Home » Full Text Search
Your search : [ author:本誌記者 韓国建] Total 2042 Search Results,Processed in 0.084 second(s)
-
551. ますます栄える宗教
チベット自治区の区都ラサ市では、毎日夕方になると、市中心部にあるチョカン寺がいちばん賑やかになる。チョカン寺を囲む八廊街を、“転経”の人の群れが時計の針のように右回りにゆるやかに流れる。年寄りは転経筒を手に、歩きながらそれを回して読経しており、若い人たちは群れをなして、歩きながらむだ話などしている。寺の門前のあき地に長い敷き物を一面に敷き、その上にぬかづいているのはほとんど女性である。空気のなかに
Author: 本誌記者 呉廼陶 Year 1987 Issue 43 PDF HTML
-
552. ニュー·リーダーを訪ねる
閉幕したばかりの中国共産党第十三回全国代表大会と十三期一中総は、新しい中央委員会と中央書記局、中央政治局、同常務委を選出した。一部の古参幹部が引退、多くの若い幹部が当選し、中央指導部メンバーの若年化の面で、今大会と総会が比較的大きく前進したことに、広範な人びとが着目している。八〇年代に入ってから、中国共産党は、各級の指導幹部が全般的に老齢化した状況に対応して、すぐれた中青年幹部の抜てきと養成を当面
Author: 本誌記者 陸雲 Year 1987 Issue 45 PDF HTML
-
553. 株主、取締役と経理
西側諸国の株式を公募する株式会社と異なって、中国の合資企業には株主総会がなくて、董事会(取締役会)がその最高の権力機構である。中国の合資企業にも株主はいるが、普通、一投資者側から各一名を出す。特殊な場合は一方から二人の株主を出す例もある。合営企業の財産所有権は各株主の共有とし、企業によって統一的に支配されるから、株主はそれを勝手に持ち去ったり、転売することはできない。株主たちの同意と政府の認可を得
Author: 本誌記者 岳海濤 Year 1987 Issue 46 PDF HTML
-
554. 古跡·資源·開拓者
このほど、記者と同僚は湖北省を訪れ、四十日間にわたって同省の半分以上を取材して歩いた。この悠久な歴史をもち、長江が東西に走っている「千湖の省」に、開放、改革の風が吹き、名所旧跡が再び光彩を放っているのを目にした。また、千年も眠っていた豊かな天然資源が掘り起こされ、それよりいっそう貴重な知的資源も積極的に開発されていた。以下はその見聞記。三国と三峡湖北省は戦国時代(前四七五~二二一。西暦、以下同じ)
Author: 本誌記者 羅恵友 Year 1987 Issue 47 PDF HTML
-
555. 刑務所を特殊学校に
河北省第一刑務所では、囚人たちが昼は労働改造、夜は学習に参加し、系統的に政治、文化、技術の知識教育を受けている。刑務所管理者たちは囚人の学歴にもとづき、彼らに法律知識、読み書き、あるいは中学程度の教養課目、技術学校の金属熔接、機械設計図作成などの課目を学習させている。また絵画、裁縫、ウサギの飼育、繁殖法を学んでいる囚人もいる。ここでは、刑務所を特殊学校と呼んでいる。この二年来、中国では特殊学校と呼
Author: 本誌記者 李寧 Year 1987 Issue 48 PDF HTML
-
556. 伝統文化の発揚
八月のある日の夜、記者はラサ劇場で舞踊公演を観賞した。ステージから昔の宗教舞踊「羌」(チャン=神踊り)が現れたり、優雅なチベット宮廷音楽「郎瑪」(ランマ)が流れたりしている。チベット自治区の文化担当官の李亜平氏は、「豊かな民族音楽舞踊を継承するため、近年、関係者たちはチベット区内各地で調査を進め、人びとによく知られていない数十種もの伝統舞踊を記録した」と語った。一ヵ月かかったチベット取材を通して、
Author: 本誌記者 呉廼陶 Year 1987 Issue 48 PDF HTML
-
557. 国際集団(グループ)公司を目指す
投資総額二千三百十九万ドル、年間生産能力は高級アルミニウム型材一万トン、型打ち用具千セットという工場が、深圳経済特別区で建設されている。来年の七月には全面生産開始の予定である。同工場は、中国非鉄金属工業総公司の管轄下では現在最大の中外合資プロジェクトで、中国側投資者は同総公司所属の深圳連合公司など四社で、外国投資者はカナダ·アルミニウム社(ALCAN)と日本軽金属株式会社(NLM)である。一九八四
Author: 本誌記者 韓宝成 Year 1987 Issue 49 PDF HTML
-
558. 水利建設がもたらした秦川の変化
陜西省中部の秦川地区の地勢は、黄土高原とはまるっきり違う。そこには丘陵や渓谷は見られず、果てしない渭河平原が広がっている。渭河平原は土地が肥え、農業が発達し、中国の重要な食糧·綿花の産地として有名である。その小麦の生産量は全省の八五%を占め、綿花は九〇%を占めている。水利施設の建設渭河平原の農業が発達した原因の一つは、灌漑施設が比較的に進んでいることである。早くも二千年前に、われわれの祖先は渭河平
Author: 本誌記者 李栄霞 Year 1987 Issue 50 PDF HTML
-
559. 緑化の進む黄土高原
夏の初め、記者は同僚数人と一緒に陜西を取材した。古都西安から車で北上し、耀県、黄陵を経て革命の聖地延安に着いたのち、さらに子長、清澗、綏徳、米脂を経て楡林まで足をのばした。かつての荒涼とした、むき出しの黄土高原は、いま、あちこち緑に蔽われ、活気に満ちており、その大きな変容ぶりにおどろいた。新しい姿延安、楡林の二地区を含む陜北(陜西省北部)は、標高八百~二千メートル、総面積約四十万平方キロの西北黄土
Author: 本誌記者 李栄霞 Year 1987 Issue 50 PDF HTML
-
560. 発展する上海の「三資」企業
「上海は、中国の最も重要な工業基地の一つであり、最大の港であり、経済、科学、技術、貿易、金融、情報、文化の主要なセンターでもある。……上海を太平洋西岸の最大の経済貿易センターの一つに築き上げなければならない」。
Author: 本誌記者 戴剛 Year 1987 Issue 51 PDF HTML